神楽坂の出版社が作った即席めん「神楽坂ラーメン」、好評でネット販売へ

「神楽坂ラーメン(しょうゆ味)」のパッケージ

「神楽坂ラーメン(しょうゆ味)」のパッケージ

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 50代からの生き方や暮らし方、ファッションなどを中心とする雑誌などの出版を手がけ、神楽坂にオフィスを構えるユーリーグ(新宿区神楽坂4)のオリジナル商品「神楽坂ラーメン」が好調だ。

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 「神楽坂ラーメン」は、同社の定期購読誌「いきいき」の別冊「ふくふく」から生まれた即席めん。2005年9月の発売以来、現在までに40万食を販売してきた。

 50代女性が中心の購読者に配慮し、麺はノンフライで、カロリーも1食あたり300キロカロリー以下に抑えた。編集部の三浦さんは「健康やカロリーは気になるけれども、ラーメンは食べたいという女性は多い。食べたいときに『我慢』しなくてもいい商品を作ろうと思った」と開発時を振り返る。

 スープは、かつおと昆布のだしを効かせた和風のしょうゆ味で、トッピングはネギとかつお節、香味油のみのシンプルなもの。「好みのものをトッピングしてオリジナルラーメンを作ることもできる」(三浦さん)。

 同誌では購読者と共同して衣類や生活用品、食品などの開発を行っている。同商品もそのなかのひとつで、当初は誌上とショールームのみでの購読者をメーンとした販売だったが、人気商品を集めたショッピングページでの販売を1月19日より始め購読者以外の購入も可能になった。昨年末には塩味の販売も開始し、さらなる販売増が期待される。

 創刊から間もなく13年目を迎え、購読者も40万人を超える同誌は、「(今後も)購読者の声を反映し、『ふくふく』のマーケットに特化した商品開発を進めていきたい」と話す。

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