新潮社(新宿区矢来町)は8月28日、新潮文庫の読者プレゼント企画「必ずもらえる Yonda?CLUB」を、2014年1月をもって終了することを発表した。
1998年の開始以降15年にわたって続いた同企画。新潮文庫のカバー折り返しについている応募マークを希望商品の枚数分集めると、ショートフィルム集やブックカバー、マグカップ、文豪リストウオッチ、陶器など、枚数に応じた賞品を漏れなく進呈してきた。
賞品はこれまで6回更新されており、合わせて約50種類の賞品が登場。グッズのコレクターも多く、応募者の6割強が20代~50代の女性だという。
新潮文庫は来年、創刊100周年を迎える。これを機に同社では、今年7月より新たな読書キャンペーン「ワタシの一行」をスタートさせており、合わせて「Yonda?CLUB」の終了が決まった。
同企画の終了にあたり、担当の石平聡さんは「本が好きな人が増えてほしいという思いで、読書の応援グッズとしてクッションやブックカバーなど賞品を選んできた。読書好きの皆さまのたくさんのご応募に感謝します。新潮文庫は今後も本と読書を愛する皆さまを応援して参ります」と話す。
応募の最終締め切りは2014年1月24日(当日消印有効)。