神楽坂・赤城神社近くの路地に4月2日、猫グッズと猫ギャラリー「ねこの郵便局というなまえのお店」(新宿区矢来町)がオープンした。運営はイベント事業、セールスプロモーション事業などを手掛けるリクエストアームズ(練馬区)。
車庫を改装し、同社の神楽坂オフィスを兼ねた店舗面積は約3坪。店内には400~500枚はあるというポストカードをはじめ、さまざまな猫グッズが所狭しと並ぶ。同社は15年前より猫モチーフのカレンダーを手掛けており、2002年からは猫グッズの卸や企画制作、催事への出店など猫に関する事業を拡大。催事へは全国各地で年間40回ほど出店しており、今回が初のリアル店舗となる。
店名について、オーナーの福本高明さんは「もともとはポストカードを扱っていたので、ネットの時代を郵便で盛り上げたいという思いから『郵便局』にした」と説明。来店客には「郵便局」にちなみ、店が用意した使用済み切手を店内の柱に貼ってもらうというユニークな仕掛けも用意する。
「お越しいただいたお客さまは商品を買っても買わなくても写真を撮るだけでも構わない。撮影はオールフリー」と笑顔を見せる福本さん。「近所の方から観光客まで、お越しいただいた方が元気になったり楽しんで帰っていただけたりする店になれれば」と話す。
営業時間は12時~18時。催事で店を閉めることもあるため不定休で、休みはホームページで告知する。