神楽坂・赤城神社近くに6月10日、ホットドッグ店「SUPER HOTDOG(スーパーホットドッグ)」(新宿区神楽坂6)がオープンした。
店舗面積は約10坪。テークアウトのほか、イートインスペースとしてカウンター席12席を用意する。テキサス州から取り寄せたというマシンで作るソーセージは、ブランド豚「ひたち豚」にハーブや香辛料を加えて豚腸に詰めた約200グラム、約21センチの自家製ソーセージ。バンズはオーナーの角尾敦志さんの地元・鳥取で友人が営むベーカリー「ル・コションドール」に発注した特注品を使い、ケチャップやマスタードも自家製にこだわった。
主力メニューの「ホットドッグ」(600円)は、マスタードを塗った大きなバンズにゆでたキャベツ、焼いたソーセージを乗せてケチャップをかけ、最後に削りたてのシャープオレンジチェダーチーズをかけて提供。そのほか、ソーセージ単品(400円)、ビール(小・100ミリリットル=100円、中・520ミリリットル=300円、大・800ミリリットル=500円)、ビール(大)とホットドッグのセット(1,000円)を用意する。
もともと「食」が好きで、中でも「ひき肉」に興味を持ち海外から本を取り寄せて研究していたという角尾さん。飲食店を営む友人に頼まれ、西荻窪で月1回開催されているイベントでハンバーガーとホットドッグを提供したところ行列ができるほどの人気に。ハンバーガーに比べ、専門店の思いつかないホットドッグで勝負しようと、下高井戸のレンタルスペースを借り、昨年11月より週1回毎週日曜の販売を始めた。
下高井戸での営業と並行して店舗を探していたところ、条件に合う物件が見つかり同所でのオープンが決まったが、建物の取り壊しが決まっているため3カ月の限定営業となる。
「食材にこだわる分人件費を削り、その分をお客さまに還元したいと思っている。ストレスを忘れられる小休止できるような場所、フラッと来てフラッと帰れる場所になりたい」と角尾さん。「3カ月後も神楽坂の別の場所で営業を続けていければ」と話す。
営業時間は11時~14時、17時~20時(今後変更の可能性あり)。月曜・木曜定休。