フランス政府の公式機関として語学学校や文化センター、情報発信基地としての役割を担う東京日仏学院(新宿区市谷船河原町)で5月9日より、創立60周年記念イベントが開催される。
1952(昭和27)年1月に語学学校として開校した同学院。徐々にサービスを拡充し、現在は、教師60人、200以上のクラスでのフランス語講座をはじめ、フランス政府認定試験の実施センター、映画上映やコンサート、講演会などさまざまなイベントを開催する文化センター、雑誌・書籍・CDなど1万5000点の所蔵資料をそろえるメディアアーク、レストラン、書店など、幅広く展開している。
5日間の日程で行う今回のイベントでは、ライブや日仏映画の上映会、同学院屋上のインスタレーションのライトアップ、マジックショーなどさまざまな企画を用意。同学院の歴史をたどる写真展やフランス人アーティスト 16人によって作品が描かれた教室の一般公開、フランス語の無料レッスンも開講する。
広報担当の津田さんは「名前は聞いたことはあるが、どんな所なのかよく分からないという方に、ぜひこの機会に足を運んでいただけたら」と来場を呼び掛ける。
入場無料。今月13日まで。