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神楽坂に「桜スイーツ」続々-亀井堂、神楽坂茶寮、不二家らが春限定商品

3月の月替わりメニュー「さくらあん」のペコちゃん焼

3月の月替わりメニュー「さくらあん」のペコちゃん焼

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 長引く寒さの中、神楽坂のスイーツ店やパン店では一足先に「桜」を取り入れたスイーツやパンが続々登場している。

Cake&Bread亀井堂の「桜あんぱん」

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 赤城神社近くの「Cake&Bread亀井堂」(新宿区神楽坂6、TEL 03-3269-0480)では、春の定番商品となっている「桜あんぱん」が今年もお目見え。「桜あんぱん」は、白餡(あん)に桜の塩漬けを濾(こ)して混ぜ込んだ、桜のやさしい風味の餡が詰まった品。生地は餡の風味と舌触りに合わせた特製品で、通常のあんぱん用の生地と比べ表面の焼き目が香ばしい印象が特徴。

 「今年はいつから販売されますか?」と問い合わせが相次いでいたという同商品の発売は3月1日。販売終了日について「桜前線に合わせ、北日本の桜が終わるころを予定している」と同社の赤堀さん。価格は180円。

 神楽坂の人気和風カフェ「神楽坂茶寮」(神楽坂5、TEL 03-3266-0880)では、随所に桜のエッセンスを効かせた「桜ティラミス」「桜の杏仁(あんにん)豆腐」「桜の黒豆かん」(以上テークアウト380円)のカップスイーツ3種に加え、「桜のシフォンケーキ」(テークアウト1切れ470円、イートイン630円)が登場し、ショーケース内は桜尽くしのラインアップに。加えてイートインに限り、「桜とイチゴの春あんみつ」と「桜あんの彩り汁粉と最中アイス」(以上830円)も販売している。

 桜色や白など優しい色合いの商品が多い中、「おすすめは桜黒豆かん」と商品開発室室長の星野さん。ダイス状にカットされた桜色の寒天はモチモチの食感で、後がけの黒蜜とマッチするという。さらに大粒の黒豆と金箔(きんぱく)をちりばめ、斬新な色使いを演出した。桜スイーツは4月15日ごろまで販売する予定。

 神楽坂名物の一つにもなっている「ペコちゃん焼」を日本で唯一販売する「不二家 飯田橋神楽坂店」にも、3月の月替わりメニューとして「さくらあん」のペコちゃん焼が登場。神楽坂下の入口に位置する当店は外堀の桜にもほど近く、同商品は花見のお供として長年親しまれてきたという。

 「焼きたてのさくらあんペコちゃん焼を片手に外堀沿いを散歩する方から、花見の手土産として10個以上まとめ買いする方まで、毎年それぞれの桜のシーンに合わせて楽しんでいただいている」と話すのは同店の飯高さん。価格は1個105円。さくらあん仕様の「ポコちゃん焼」も、レアな確率で登場する。

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