九段下駅近くの目白通り沿いに12月13日、「アパホテル 東京九段下」(千代田区飯田橋1)が開業した。
地上11階建て、客室はシングル20室、ダブル118室、デラックスツイン1室を合わせた全139室。外観は黒色を基調とし、メーンアプローチ正面にはシンボリックなゲートを配置。館内外照明のLED化、通常の浴槽と比較し約20%の節水が可能なオリジナルユニットバスの採用など、エコへの取り組みを充実させた。
全客室に米国シーリー社と共同開発した同ホテルオリジナルベッド「Cloud Fit(クラウドフィット)」を採用。フロントにオリジナル仕様の自動精算機を導入し、チェックイン精算時における待ち時間の短縮を図る。
同ホテルの開業は昨年より始動した中期5カ年計画「SUMMIT5」の一環で、皇居を取り巻く東京都心3区(千代田区、港区、中央区)を中心に、ホテル保有棟数1位を目指しており、同ホテルは9棟目となる。東京ドームや日本武道館、靖国神社、千鳥ケ淵などの観光名所も徒歩圏で、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」、JR中央・総武線「飯田橋駅」と複数路線が利用可能な立地。
料金は、シングル=1万3,000円~、ダブル=1万8,000円~、デラックスツイン=2万8,000円~(税、サービス料込み)。1階には宿泊者への朝食「茶漬け定食」「和定食」(前売り1,000円、当日1,100円)を提供するホテル併設のレストランとして、化学調味料を使わない無化調ラーメン店「天雷軒 九段下」が同日オープンした。