プレスリリース

「第40回 全国削ろう会」薄削り競技・五寸鉋の部にて、平成建設の大工・小林健太郎が堂々優勝!

リリース発行企業:株式会社 平成建設

情報提供:


秦野産の木材で作られた賞状と愛用の五寸鉋を持つ、平成建設 大工工事部 小林健太郎


平成建設 大工工事部では、有志が集い数年前から「削ろう会」の薄削り競技に挑戦してきました。当初は良い結果が出ず、悔しい思いを重ねる日々でしたが、技術を磨き続けた結果、今回の秦野大会では、特にハイレベルで熾烈な争いとなる「五寸鉋の部」において小林が念願の優勝を納め、優勝者に贈られる神奈川県知事賞を受賞した。


平成建設 大工工事部 小林健太郎のコメント
優勝という結果は素直に嬉しいですが、それ以上に、この挑戦を通じて「技術を磨き続ける」ことの奥深さを改めて感じました。今後もお客様により良いものを提供し続けるとともに、次世代の後輩たちへ自分が得たものを伝えていきたいと思います。




愛用の五寸鉋で木材を削る小林



●職人たちが集い技術交流を図る「削ろう会」とは?
削ろう会は、全国から木工関係の職人たちが集い、鉋の技術を極めるとともに、職人同士の交流を深める場として1997年から各地で開催されています。その40回目の全国大会が2024年11月9日(土)~10日(日)に神奈川県秦野市で行われ、2日間で1万5千人が来場しました。


●厚みわずか数ミクロンの世界…「鉋薄削り競技 五寸鉋の部」とは?
削ろう会のメイン競技である「鉋薄削り競技」は、鉋で指定された木材を途切れることなく、どれだけ薄く削れるかを競います。それは、わずか数ミクロン(1000分の1mm)の競い合いで、卓越した技術と集中力、そして道具の精度が問われます。
競技は寸八鉋を扱う部門と、より高度な技術が必要となる五寸鉋を扱う部門があります。特に五寸鉋の部は、八寸鉋部門の歴代優勝者や上位成績者、全国的にも名工と呼ばれる職人たちがさらなる高みを目指して挑戦する、非常にハイレベルな部門です。
小林はこの五寸鉋の部の参加者の中で唯一19ミクロンという薄さを記録し優勝を果たしました。


五寸鉋。一般的な寸八鉋の刃幅が約70mmであるのに対し、五寸鉋の刃幅は約150mmと二倍以上の大きさとなり、寸八鉋に比べ扱いがとても難しい道具です。

小林が削り出した透き通るほど薄い削り屑。削りたては絹のような柔らかさ。



【会社概要】
社名:株式会社 平成建設
本社所在地:〒410-0022 静岡県沼津市大岡1540-1
代表取締役会長:秋元久雄
取締役社長:田中俊臣
事業内容:建築工事全般(土地活用提案・住宅事業・リフォーム事業)不動産事業
設立:1989年2月
HP:https://www.heiseikensetu.co.jp/

平成建設は創業以来「建築工程の内製化」と「職人育成」に取り組み、現在では200人を超える職人集団を形成するに至りました。職人を育て、次世代に技術を繋ぐこと。これは当社の使命であると考えています。
当社では、今回の結果を契機に大工や職人の復権を図るとともに、社員全員が「職人」としてより良い建築を追求します。

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