荒木町・石だたみの会、活動の輪広がる-常連客らが「応援する会」

四谷荒木町の路地に残る石畳。老舗や隠れ家的な名店も数多く存在する。

四谷荒木町の路地に残る石畳。老舗や隠れ家的な名店も数多く存在する。

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 四谷・荒木町で活動する「荒木町・石だたみの会」を応援する輪が、周辺飲食店などにも広がりをみせている。

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 とんかつ鈴新(新宿区荒木町)店主の鈴木洋一さんをはじめとする街の有志らが結成した「荒木町・石だたみの会」では、街を活性化させ四谷の名所を作る目的で「荒木町を石畳の街にする」活動を進めており、私道を石畳にするための工事資金の一部を募っている。

 7月と8月には車力門通りと柳新道通りの約120軒の店舗にチラシと「石だたみせんべい」を配布。その結果、ある店の常連客らが「荒木町・石だたみの会を勝手に応援する会」を結成してくれたという。鈴木さんは「活動のことが話題になってくれているというのはうれしいこと」と話し、9月中には杉大門通りの店舗での配布も予定している。

 500万円を目標とする募金額は現在までで約27万円。来月には、四谷周辺の広い範囲で開催されるイベント「四谷大好き祭り」の会場にもブースを出店し、石畳のPRと募金活動を行う。

 同会の名誉会長は、テレビ番組の取材などで同店を訪れているタレントの石塚英彦さんが務める。

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