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法政大学ブランド飲料「ほうせい茶」 大学創立者出身地の茶葉を使用

大学創立者出身地の茶葉を使用した法政大学ブランド飲料「ほうせい茶」

大学創立者出身地の茶葉を使用した法政大学ブランド飲料「ほうせい茶」

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 法政大学(千代田区富士見2)の子会社であるエイチ・ユー(九段北4)が5月24日、緑茶飲料「ほうせい茶」の販売を始めた。

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 同商品は大分県杵築産茶葉を使い、同大経営学部の木村純子教授ゼミと共に商品開発を行った大学オリジナル商品。既存の大学ブランド飲料「法政水」に続く新商品を検討していたところ、利用者から「緑茶も作ってほしい」という要望を受け、1年ほど前から商品化に向けて準備を進めてきた。

 大学とゆかりのある地域を探していたところ、同大創立者の金丸鉄(まがね)、伊藤修が大分県杵築市の出身であることから、同地域の茶葉の使用を決定。杵築市の生産組合「きつき茶生産組合」から原料となる茶葉の提供を受け商品化が実現した。

 主たる購買層を同大生と想定し、木村ゼミの学生たちがパッケージデザインや商品戦略を検討。商品名は「ほうせい」という、あえてソフトな表記にすることで学生が親しみを持てるようにした。パッケージには、学生間のコミュニケーションツールとして使ってほしいという思いを込め、同大公式キャラクター「えこぴょん」を配したメッセージスペースを設けた。同大3キャンパスのイラストや創立者2人の写真や解説などをデザインした。

 木村ゼミに所属する学生は「ほうせい茶を継続して愛される商品にしたい」「こういった商品のファン作りを法大生の文化にしていきたい」と新たな目標に向け意気込む。

 価格は120円。法政大学キャンパス内の売店、自動販売機などで販売する。

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