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神楽坂に家庭料理店「お腹袋」 1年ぶりに移転リニューアル

店先に立つおかみの高橋和子さん。のれんの文字は店の名付け親である5代目柳家小さん師匠によるもの

店先に立つおかみの高橋和子さん。のれんの文字は店の名付け親である5代目柳家小さん師匠によるもの

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 神楽坂上交差点近くの大久保通り沿いに7月4日、「お腹袋(おふくろ)」(新宿区白銀町、TEL 03-6265-0909)がオープンした。

カウンターに並べられた「おばんざい」

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 1982(昭和57)年の創業以来、神楽坂1丁目で営業を続けていた同店。約1年の準備期間を経て、移転リニューアルした。席数は、カウンター3席、テーブル11席。

 厨房に立つのは2代目の高橋一弘さん。母でおかみの高橋和子さんと2人で店を切り盛りする。「元々は父と母が始めた店。家庭料理を中心に提供するのは昔から変わらない。冬には予約があればフグ料理なども提供する」と話す。

 常磐津の師匠でもある父の高橋芳夫さんは「常磐津千代太夫」の名で活動を続けている。その縁もあり、同店には歌舞伎役者やはなし家などの芸人が多く通っていた。店の名付け親は5代目柳家小さん師匠で、のれんの文字も小さん師匠によるものだという。

 カウンターの上には、金平やポテトサラダ、煮もの、あえもの、おひたしなどのおばんざいが、野菜・魚・肉とバランスよく毎日5~6品(各500円)並ぶ。その他にも軽いおつまみから麺物までメニューは豊富で、「山芋の塩焼き」(700円)が「お薦め」だという。

 ドリンクは、生ビール(500円)、瓶ビール(600円)、サワー各種(500円)など。日本酒では、「初孫」(300ml、1,000円)、「初孫 魔斬(まきり)」(同、1,200円)が「一押し」。生ビール1杯か酒1合におばんざい1品がつく「晩酌セット」(1,000円)も用意する。

「もう少しいろいろ落ち着いてランチもできる余裕が出てくれば、11時半からの通し営業も考えている」とも。

 営業時間は15時~21時30分(ラストオーダー)。土曜・日曜・祝日定休。

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