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神楽坂・圓福寺で「妊活」講座 赤ちゃんを授かるための食生活を提案

同講座を主宰する管理栄養士の長有里子さん

同講座を主宰する管理栄養士の長有里子さん

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 神楽坂・圓福寺(えんぷくじ)(新宿区横寺町、TEL 03-3260-5634)で月1回、「『授かるごはん』講座~妊娠するための食生活~」が開催されている。主宰は、同寺の長女で管理栄養士の長有里子さん。

講座には食材や調味料の土産も

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 同講座では、妊娠しやすい体になるための食べ方をレクチャーする。主な内容は、炭水化物の食べ方や良い油の摂り方、「卵胞すくすくレシピ」「ぴたっと着床レシピ」といった「授カルレシピ」の試食など。「講座前には『今日参加してくださる皆さんが妊娠できますように』と本堂で手を合わせている」という長さん。

 現在の受講者は32~45歳で、仕事をしながら不妊治療をしている人が多いという。長さん自身も不妊治療の末、39歳でやっと子どもを授かった。「忙しくても、簡単にしっかりと不妊治療の効果を高めるための工夫を伝えたい。赤ちゃんが欲しくても授かりにくい人のつらさは身に染みている。私の知識と経験が少しでも役に立てば」と話す。

 過去の参加者アンケートで「個人的な栄養指導」を望む声が9割以上だったことを受け、3日間の食事を写真付きで送ってもらいアドバイスをすることも検討しているという。「本当に真剣に気持ちを込めてやっている。参加者の皆さんの気持ちが少しでも軽くなったり、次の日からのごはんを楽しみに作れるようになったりすれば」と期待を込める。

 6月開催分は満席。来月の開催は7月25日10時30分~12時30分。定員5人で、受講料は5,000円。

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