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世界初、ドールが「バナナのウエアラブル端末」を開発-東京マラソン支援の一環

食べることもできるバナナのウエアラブルデバイス

食べることもできるバナナのウエアラブルデバイス

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 ドール(千代田区三番町)は2月18日、世界初の食べられるウエアラブルデバイス「ウェアラブルバナナ」の開発を、特設ウェブサイトを通じて発表した。造形の技術監修は、舞台衣装やキャラクター造形など、媒体を問わず造形・デザインを手掛けるロッシュ(新宿区)。

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 東京マラソンに協賛してから8年目を迎えるドール。同デバイスの開発も、ランナーを応援するための試みの一つ。

 バナナとウエアラブルデバイスが一体となった同デバイス。ランナーの手首に特製リストバンドとして装着することで、走破タイムやランナーの心拍数などを測定し、バナナの表面に結果を表示する。そのほかツイッターに投稿されたランナーへの応援メッセージのリアルタイム表示や、GPS機能でバナナ補給ポイントを表示する機能も。

 本体がバナナのため、完走後には食べることもできる。使用するバナナは「ラカタンバナナ」。2月22日に開催予定の「東京マラソン2015」では数人のランナーが同デバイスを装着し、完走を目指す。

 また、同社は当日、同マラソンイベント公認バナナの「極撰(ごくせん)」と「スポーツバナナラカタン」を合計9万6000本無償提供する。前者は糖度が高く、エネルギー補給に向いていることから中継ポイントで、後者は疲労回復と消費されたグリコーゲンの補給を促進することからゴール地点で配布する。

 特設サイトでは同デバイスのプロモーション動画や応援メッセージの投稿ができる。その他、ランナーへの応援メッセージはツイッターで「#wearable_banana」のハッシュタグをつけて投稿することでも参加できる。

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