オフィス空間プロデュース事業などを手がけるワークプレース ミューコム(港区)は10月1日、四ツ谷駅近くの新宿通り沿いに会員制のシェアオフィス「SO! Yotsuya」(新宿区四谷1)をオープンした。
同社は「Shard-office」第1弾として2003年「SO! Akasaka787」の運営を開始し、その後大森、新橋、水道橋、溜池山王にオープン。「SO! Yotsuya」は6番目の拠点となる。「SO!」の名称は、「Shared Office(シェアードオフィス)」から名付けた。従来のレンタルオフィスと違い、入居仲間とのコミュニケーション空間ではビジネスネットワークの広がりにも期待でき、実際に入居者同士のコラボレーションによって成功させた仕事もあるという。
「SO! Yotsuya」は、従来のコミュニケーション重視のオープンスタイルと趣を変え、少し高めのパーティションで区画した「Booth席」と、ドア付個室の「Room席」の2タイプで、より個室感を重視した。天井を外して開放感のある執務エリアは、電球色のペンダントライトとタスクライトの組み合わせで「集中力を高める落ち着いた雰囲気」(同社)を生みだし、デスクワークの多いクリエーター、編集者、士業の方には「特にお勧め」(同)だという。
料金は、入会金=50,000円(1人)、保証金=100,000円(1人)、月額使用料=52,000円~(1室)、共益費=13,000円(1人)。デスクやチェア、キャビネットなどは設置済みで、モノクロコピー・ファクスなどの基本使用料なども含まれている。