神楽坂通りを中心とした一帯で7月23日~26日、神楽坂の夏の風物詩「神楽坂まつり」が開催される。主催は神楽坂通り商店会、神楽坂商店街振興組合、本多横丁商店会、神楽坂仲通り商店会。
今年で43回目を迎える同祭りでは、前半(23日・24日)に「ほおずき市」、後半(25日・26日)に「阿波(あわ)踊り大会」を開催。昨年に引き続き「がんばろう!日本」をテーマに掲げ、募金活動のほか、ホオズキ鉢の売り上げの一部寄付の被災地関係業者への屋台出店スペースの無償提供などを行う。
「ほおずき市」のメーン会場となる毘沙門天善國寺周辺では、ホオズキ鉢の販売や子ども縁日、境内に設置した「毘沙門天ステージ」では福島県の魅力をPRするおもてなし隊「福が満開 ふくしま隊」によるダンスパフォーマンス(23日)、島根県浜田市石見に室町時代から伝わる郷土芸能「石見神楽」(24日)を繰り広げる。
門前で行われる神楽坂を代表する飲食店や専門店による「門前屋台コーナー」も人気企画の一つ。今年も「鳥茶屋」「龍公亭」「五十番」「山さき」「神楽坂ARBOL」「つみき」など、新旧人気店・有名店約50店舗がずらりと並ぶ(23日・24日)。
祭りの後半には、毎年沿道があふれるほどの見物客でにぎわう「阿波踊り大会」を開催。神楽坂下から坂上へ、赤城神社前から坂下へ向かって踊る阿波踊りには、今年で40年を迎える地元「かぐら連」をはじめ、高円寺や周辺企業など約20連が参加。祭りのクライマックスを盛り上げる。最終日の夕方からは地元の小学生や幼稚園・保育園児らによる「子ども阿波踊り大会」も行われる。
開催時間は、ほおずき市=17時30分~22時、阿波踊り大会=19時~21時(子ども阿波踊り大会は26日18時~19時)。神楽坂通り商店会の一部の店舗では期間中、浴衣姿で買い物・飲食した際に粗品の進呈やドリンク1杯無料などのサービスも行う。