靖国神社にクラシックカー70台-「ラリーニッポン2011」出発式

靖国神社で「ラリーニッポン2011」出発式が行われ、70台のクラシックカーがスタートを切った

靖国神社で「ラリーニッポン2011」出発式が行われ、70台のクラシックカーがスタートを切った

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 靖国神社(千代田区九段北3)で10月21日、日本の世界遺産や文化遺産をクラシックカーでつなぐイベント「RALLY NIPPON 2011」の出発式が行われ、全70台のクラシックカーがスタートを切った。

ラリーニッポン財団評議員を務める東儀秀樹さんも参加

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 今年で3回目を迎えるラリーニッポンは、「技術遺産」であるクラシックカーが日本国内の世界遺産や国宝・有形文化財などの名所を回り、歴史・文化を再発見・再認識することを目的としたラリーイベント。1都1府6県(東京都・神奈川県・静岡県・山梨県・愛知県・三重県・滋賀県・京都府)に及ぶ全長約1000キロのコースを24日までの4日間で走破する。

 スタート地点となった靖国神社参道には、1974(昭和49)年12月31日までに製造された参加車両がズラリと並び、集まった大勢のギャラリーの声援を受けながらスタートを切った。ラリーニッポン財団評議員を務め、参加者でもある雅楽師の東儀秀樹さんは、ラリーニッポンの魅力について、「日本の歴史的価値のある場所をゆっくりと楽しみながら走ることができるところ」と話し、「クラシックカーが若い世代から憧れられる存在になれば」とも。

 参加者は靖国神社をスタート後、横浜・馬車道、元町を経由して富士山麗を周回し、箱根・静岡を通過。浜松から鳥羽へ渡り、三重・伊勢神宮から滋賀・長浜、琵琶湖、比叡山延暦寺に寄り、ゴール地点の京都・上賀茂神社を目指す。

 22日には静岡・駒府公園の家康像の前での地元葵小学校の児童から上賀茂神社に納める葵を受け取る儀式、23日には滋賀県甲賀市「JAこうか」のイベント会場での人気車投票など、各地の地域住民と触れ合う企画も予定している。

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