アストラルウォーク(新宿区荒木町)は7月26日、バーチャル・バケーション「HAAMO(ハーモ)」の運用を開始した。
同サービスは、バーチャル・バケーションをテーマとするオンライン上のエンターテインメント空間で、「ラスベガスを訪れたかのような体験の提供を目指す」SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。
現在数多く存在するゲーム系SNS同様に、会員らによるコミュニティーの場を提供するが、カジノゲーム空間を中核に、ゲームで使用できるHAAMOドル(独自ポイント)と連動したショッピングサイト「HAAMO e-Shop」と、ゲームなどでたまったHAAMOドルを利用して参加可能となる「HAAMO オークション」を併せてオープン。「ゲーム」「ショッピング」「オークション」の3つの柱で、既存ゲーム系SNSとの差別化を図っている。
同サービスでは、音楽や映像、小説や漫画などのデジタルコンテンツを制作しているクリエーターの販売支援の側面を併せ持つ特徴も。コンテンツを販売するショッピングサイト「HAAMO e-Shop」では、購入金額に応じてゲームやオークションなどで使用できるHAAMOドルを発行。商品となるデジタルコンテンツの魅力以外にも購入の動機を与える仕組みとなっている。
同社の中西宗義代表は「HAAMOは、ユーザー参加型で街を育てていくRPG(ロール・プレイング・ゲーム)感覚を持ったバーチャル・バケーションのコミュニティー。26日の正式オープンでは、わかりやすいテーブルゲーム、マージャン、スロットマシンなどからスタートするが、以降もゴルフやテニス、ヨットレースなど、よりソーシャルなつながりが生まれるゲームを拡充していく。10月にはスマートフォンへの対応をし、最終的には総合エンターテインメント空間であるラスベガスのような非日常的な刺激をオンライン上で提供できることを目指したい」と意気込む。
同サービスのメーンターゲットは30歳以上。利用には20歳以上の年齢制限有り。