神楽坂上交差点の近くに4月8日、ワインバーレストラン「PETIT PARIS(プチ パリ)」(新宿区神楽坂5、TEL 03-6457-5585)がオープンした。
店舗面積は約15坪。席数はカウンター8席とテーブル12席、テラス4席を合わせた24席。木目を基調とした落ち着いた雰囲気の店内には、あえてマルチカラーの椅子を加え、ハイチェアとハイテーブルでカジュアルな空間に仕上げた。
フランス人オーナーのNabilさんは、フランスで24年間ホテルやレストラン業界に携わり、2007年に来日。代官山と渋谷のレストランでの勤務を経て独立にこぎ着けた。「神楽坂は一つの街として特徴がある。ミラージュのような場所で存在感を出していきたい」とNabilさん。「パリの雰囲気をそのまま持ってきたかったので、店に入った瞬間にパリの雰囲気を感じてもらえるよう心がけている」と話し、ワイン1杯からしっかりとした食事まで幅広いシーン、30代から60、70代までの幅広い層をターゲットに、「パリの味をそのまま再現した」料理とワインを提供する。
メニューは、「フランス総菜3種(ハモンセラーノ、テリーヌ、サラミ)」(1,400円)や「牛もも肉のタルタル、ポテトフライ添え」(1,300円)、蜂蜜・赤ワイン・コショウの3種類のソースを用意する「マグレ・ド・カナー(鴨のロースト)」(1,600円)など。
ワインは「お客さまが(シチュエーションによって)その日のランクを決められるように。選択肢の幅を広げられるように」と約100種類を取りそろえ、フランスのほかスペインやカリフォルニア、南アフリカなど幅広いセレクションで2,000円台から用意する。客単価は約4,000円。
営業時間は、平日=11時30分~15時、17時30分~翌2時(金曜は翌3時)、土曜=11時30分~翌3時、日曜・祝日=11時30分~翌1時。