「東京国際女子マラソン」開催迫る-「四谷への急こう配」見どころに

昨年優勝を飾った土佐礼子選手(中)はすでに北京五輪の内定を決めている。(写真=昨年のレースの様子)

昨年優勝を飾った土佐礼子選手(中)はすでに北京五輪の内定を決めている。(写真=昨年のレースの様子)

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 来年の北京五輪代表選手選考会を兼ねた「2007東京国際女子マラソン」が11月18日、都内で開催される。

 同マラソンは、世界で初めて国際陸上競技連盟が認定した女性限定の大会。1979年に第1回が開催され、今年で29回目となる。コースは国立競技場をスタート、大森海岸交番前を折り返し、再び国立競技場に戻る42.195キロメートル。

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 多くのマラソンで「勝負どころ」とされる35キロメートルを過ぎた地点である水道橋駅前付近から、飯田橋、市谷、四谷にかけての上り坂は高低差約30メートルで、7、8階建てのビルに匹敵する高さになる。世界屈指の難コースとも言われ、2003年大会では首位で走っていた高橋尚子選手が失速、2位に後退しアテネ五輪の選考から漏れ、2004年大会では千葉真子選手が失速し順位を落とすなど、これまでも数多くの参加選手を苦しめてきた。

 過去の大会結果から、トップの選手が上り坂に差し掛かるのはレース開始から約2時間後の14時10分前後と予想される。

 今年の夏に行われた大阪世界選手権で銅メダルを獲得した土佐礼子選手が来年の北京五輪出場の内定を決めたことで、残りの出場枠は2人。今回の出場招待選手で、前回のアテネ五輪女子マラソンの金メダリストである野口みずき選手や前日本記録保持者の渋井陽子選手らが35キロメートル過ぎ、どのにように「四谷への急こう配」を攻略するかが注目される。

2007東京国際女子マラソン

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