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神楽坂に「焼鳥ブロシェット」2号店 銀座の老舗焼き鳥店の味受け継ぎ

「Yakitori Brochette 神楽坂」スタッフの皆さん

「Yakitori Brochette 神楽坂」スタッフの皆さん

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 神楽坂通りから一本入った路地に1月6日、「Yakitori Brochette 神楽坂」(新宿区神楽坂6、TEL 070-6443-7723)がオープンした。席数は、カウンター6席、テーブル20席。

「ブロシェット焼鳥コース」イメージ

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 同店は、「Yakitori Brochette 飯田橋」(千代田区富士見2)に続く2号店。両店を経営するのは、1931(昭和6)年創業の老舗焼き鳥店「銀座鳥繁(とりしげ)」(中央区)3代目の保立薫さん。「鳥繁では20年ほど焼き場に立っていたが、一族で経営する大所帯なグループだったこともあり、自分だけの店が欲しくなった」と2011年に独立。順調に客足を伸ばし、今回の2号店オープンにこぎ着けた。

 「フランス人の多い飯田橋エリアに店を構えたことと、最初のアルバイトがたまたまフランス人だったこともあり、『フランス語の通じる焼き鳥店』として知られるようになった。特にフランス人のお客さんが多いというわけではないが、雰囲気を楽しんでもらえる要素の一つになればいい」と保立さん。「雰囲気は二の次、あくまで味で勝負」とも。

 「お薦め」は「ブロシェット焼鳥コース」(2,800円)。「えりすぐりの素材で、一つ一つ驚きをもって食べてもらえるよう構成している」と自信を見せる。アラカルトメニューは、「せせり」「手羽先」(以上300円)、「相鴨(あいがも)」(400円)など。締めに提供する「特製炒めご飯(カレー風味)」(650円)は、「銀座鳥繁」が戦前から出し続けている「名物ドライカレー」。「よりイメージが伝わりやすいようメニュー名を変えたが味は変わらない」という。

 ドリンクは、ワイン(グラス600円、ボトル2,800円~)を中心に、生ビール(600円)や焼酎、梅酒、ウイスキー、日本酒と幅広くそろえる(価格は全て税別)。現在、ロゼワインとのマリアージュも模索中だという。

 保立さんは「焼き鳥の伝統的なスタイルも守りつつ、定番を追求している。お客さんに感動を与えられる品を提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。

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