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神楽坂に魚介メインの和食居酒屋「なきざかな」 職人による熟成ずしも

神楽坂にオープンした魚介メインの和食居酒屋「なきざかな」店内の様子

神楽坂にオープンした魚介メインの和食居酒屋「なきざかな」店内の様子

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 神楽坂通り沿いに6月21日、和食居酒屋「なきざかな」(新宿区神楽坂5、TEL 03-5225-2662)がオープンした。経営は全国に飲食店を展開するエー・ピーカンパニー(港区)。

すし職人歴40年の板前による「熟成ずし」も

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 新鮮な魚介の提供で人気の居酒屋チェーン店を運営する同社。さらなる展開を目指し、食に対して感度が高い神楽坂に新業態の出店を決めた。席数は、テーブル席、半個室席、カウンター席を合わせた77席。

 鮮度にこだわり、店で提供するほとんどの魚介類はその日取れたものを使う。全国約20カ所の漁師と契約し、深夜に取った魚を早朝の便で空輸するなど、市場を通さず船から店まで直送することで新鮮な魚を安価で提供できるという。オープンカウンターでは、すし職人歴40年の板前による「熟成ずし」の握りを目の前で楽しめるなど、既存店との差別化にも力を入れた。

 契約農家や漁師など、その土地の人々が実際に食べているメニューの調査を行い、採用したという現地ならではの食事メニューの提供も同店の特徴。長崎県五島列島の港で食べられている「いかげそと酒盗醤油(しょうゆ)の溶岩焼き」(500円)や福井県の「油揚げの炭火焼き」(680円)などを用意する。

 主なメニューは、日替わりの「刺し盛り」をはじめ、「特大ほっけ一夜干し」(2,400円)、「恵みポークの酒粕(さけかす)漬け炭火焼き」(880円)、「農園野菜のさっぱりサラダ」(780円)など。日本酒は約30種類をそろえる。

 同社広報の土田晃之さんは「神楽坂という土地になじみ、いつ来てもおいしいと思ってもらえるようなお店を目指したい」と、今後の発展に意気込みを見せる。

 営業時間は月曜~金曜=17時~24時、土曜・日曜・祝日=16時~23時。

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