かくれんぼ横丁の料亭「神楽坂しなり」が昼懐石-着物で散策も

写真=「神楽坂しなり」の店外観

写真=「神楽坂しなり」の店外観

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 神楽坂の名所の一つ、「かくれんぼ横丁」にある本格料亭「神楽坂しなり」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5227-4772)は10月1日より、昼の時間帯に懐石料理を提供する「昼懐石」を始めた。

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 同店は2006年6月にオープン。老舗料亭で腕を磨いた料理長は、厳選食材を使い、伝統の技とともに本格日本料理を提供する。従来、夜に提供する懐石料理は、男性ビジネスマンらに利用されることが多かったが、「より多くの人が気軽に利用できるように、女性にも楽しんでもらえるように」と、昼の懐石を始めたという。

 店内は、すべての客室をふすまで仕切った完全個室で、ゆったりと優雅な時間が過ごせる。呉服店を営むオーナーの「着物でおしゃれをして遊びに行ける場所を提供したい」という思いから、生け花の代わりに着物を装飾に用いるなど純和風な空間になっている。

 メニューは、「霜降」(4,800円)、「黄落」(5,800円)のコース料理。月替わりで献立が代わり、食前酒から口直しのデザートまで全10品を提供する。

 同店は、呉服店を営むオーナーならではの「着付けプラン」(4,000円)もあり、コース予約時にセットで申し込むと、昼懐石を楽しんだ後に着物を着て神楽坂の街を散策できる。着物は同店で用意するため、手ぶらでの来店が可能。夜のコースでは、着物を着て神楽坂の街を散策後に本格日本料理を楽しむ順番に変わる。昼夜いずれもコース注文が必要。

 同店関係者は「料亭だからと構えることなく、初めての方でも心置きなく楽しめるよう、温かなサービスと本物の料理でおもてなしする」と話す。

 昼の営業時間は11時~14時30分。日曜・祝日定休。

神楽坂しなり

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