神楽坂の閑静な住宅街に建つ「アグネスホテル アンドアパートメンツ東京」(新宿区神楽坂2)で毎年開催されているアートイベント「ART@AGNES アグネスホテル アートフェア」が、来年1月の開催をもって終了することが分かった。
同イベントは、日本で初めてホテルを使用したアートフェアとして毎年数千人が来場する人気のイベント。ホテルでのアートフェアという新しい動きを国内で定着させ十分にその役割を果たしたとの思いから今回で5回目の開催になる「ART@AGNES アグネスホテル アートフェスタ ファイナル」をもって最終回を迎える。
今回も厳しい選考を経たギャラリーが数多く出展。開催中はホテルの全31室すべての客室に作品を展示し、ベッドやバスルームまでもがアート空間となる。地下1階のマーガレットホールやエントランスでは客室に入りきらない大型作品の展示も。
事務局は「2010年以降はART@AGNESを母体としながら別のかたちでの展開していく」と説明し、今後もアートシーンをサポートしていくという。
開催は1月10日=11時~19時、同11日=11時~18時。入場料は1,000円。事前予約が必要で、ホームページと事務局、出展ギャラリーで受け付ける。