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神楽坂に鉄板料理店「素敵館」 大阪で30年の店主が移転オープン

「素敵館」の取りそろえる食材

「素敵館」の取りそろえる食材

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 鉄板料理店「素敵館(すてきや)」(新宿区神楽坂6)が神楽坂にオープンして、12月11日で1カ月がたった。店舗面積は約25坪。席数はカウンター19席

「素敵館」の鉄板焼き

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 店主の高山匡史(まさし)さんは約30年間、大阪で同名の店を営んできた。大阪の店を閉じ、縁あって神楽坂で新たなスタートを切ったという。

 同店は鉄板を挟んで客と向き合いながら料理するスタイル。高山さんは「ステーキハウスと聞くと敷居が高い印象があるが、当店では肩の力を抜いて気軽に楽しんでほしい」と話す。肉だけでなく、エビやアワビ、魚介、季節野菜まで幅広く扱い、その場で調理法を相談しながら料理を仕上げる。

 魚介は店内の水槽から提供し、季節ごとに替わる素材を20種ほど常時用意。メニュー外の食材が届くことも多く、客とコミュニケーションを取りながら、その時々の食材で調理するという。「お客さまに合わせて和・洋・中のアレンジを提案することもある。できることは喜んで応えたい」と高山さん。

 コースは「ステーキフルコース」(2万2,000円)、「おまかせコース」(1万9,800円~)のほか、単品メニューも用意。人気メニューは、薄くたたいたジャガイモでチーズを巻き込んで焼き上げる「ポテトロール」(3,850円)や、包丁で肉と玉ネギをペースト状になるまでたたき、ふわりと仕上げる「ハンバーグ」(3,520円)。「これ以上口溶けが良く、柔らかいハンバーグはない」とも。客のリクエストから生まれ、定番化した「伝説の高砂焼き」(3,300円)も看板料理の一つ。ベーコンに上にカキをのせ、オリジナルソースを合わせたもので、大阪時代からの人気メニューだという。

 高山さんは「料理は素材ありき。説明を重ねるより、目の前でできたてを味わってほしい」と高山さん。「大阪時代からのお客さまも足を運んでくださりありがたい。神楽坂でもゆっくり当店の魅力が伝われば」と話す。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。完全予約制。

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