
焼き肉専門店「和牛焼肉 古太郎」(新宿区神楽坂3、TEL 03‐6280‐8829)が9月20日、神楽坂にオープンした。店舗面積は約20坪、席数は30席。
店主は、アートギャラリー「NUKAGA GALLERY」「KOTARO NUKAGA」を手がけてきたギャラリストの額賀古太郎さん。飲食事業への進出について、「児童養護施設でのボランティア経験から、自立に苦労する若者たちが安心して働ける場をつくりたいと考えていた。ギャラリー運営で培った経験を生かし、アートに限らず人が集い交流する拠点をつくりたい」と話す。
20年以上の経験を持つ料理長の目利きにより、芝浦から直送される黒毛和牛を中心としたメニューを構成する。希少な「黒タン塩」(2,480円)、「厚切黒タン」(2,980円)のほか、「和牛ヒレしゃぶ」(3,280円)なども提供。マネジャーの柳原拓真さんは「カジュアルリッチな店を目指し、価格以上の価値を感じていただけるようにした。良い店を多く知る近隣の皆さんにも満足していただけるはず」と胸を張る。
同店の特徴の一つに「焼き方」を挙げる。「焼き方一つで肉の味は大きく変わる。和牛を存分に楽しんでほしい」と、最初の1枚はスタッフがコツを伝えながら焼き、お客さまに提供する。「牛タンとネギを重ねて香ばしく仕上げるなど、他店でも応用できる工夫も伝える。実際に焼いてみることで、テーブルを囲んで食べる焼き肉の楽しさを改めて感じてもらえれば」と柳原さん。
ドリンクはワインやウイスキーを中心に取りそろえる。「今後はランチ営業や弁当販売などの展開も視野に入れる。地域に根差した店になれれば幸い。お客さまと一緒に店づくりを進めたい」と意気込む。
営業時間は17時~23時。