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神楽坂にかき氷店「氷紋トカゲ」 ばらちらしやコケ玉そっくりのかき氷も

「氷紋tocage」のバラちらしかき氷

「氷紋tocage」のバラちらしかき氷

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 かき氷専門店「氷紋tocage(ひょうもんトカゲ)」(新宿区神楽坂3)が7月19日、神楽坂にオープンした。

「氷紋tocage」店主の石井雄さん

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 店主の石井雄さんは、三軒茶屋でかき氷の人気店として知られる和食店「和kitchen(キッチン) かんな」で約7年の経験を経て独立した。店名は、ユニークな姿で親しまれる爬虫(はちゅう)類「ヒョウモントカゲモドキ」から。「かき氷を別のものに見立てて表現する店を表し、再生能力を持つトカゲのように何度でも挑戦し、立ち上がっていけるように」という願いを込めた。

 看板メニューは「擬態系かき氷」。見た目がコケ玉のような「苔玉(こけだま)」(1,700円)や、すしネタが並ぶばらちらしのように見える「ばらちらしかき氷」(2,300円)などが人気だという。「マグロやタイ、ウニなど、すしのネタに見えるものは全てフルーツ。シャリに見立てた氷も、ミルクやヨーグルト、狭山茶などから味を選ぶことができる」と石井さん。

 そのほか、「年中新鮮なイチゴを仕入れて使っている」という「トロピカル苺(イチゴ)」(2,300円)や「ネクタリンオランジェット」(2,400円)などのフルーツ系かき氷から、「八女抹茶かき氷」(1,300円~)、狭山茶を使った「クリームぜんざい」(1,300円)まで幅広く用意する。氷は信州の深層天然水氷を使い、果物も日本各地の農家から直接仕入れるという。石井さんは「かき氷は日本の夏を象徴する文化の一つ。日本の食材の魅力もかき氷を通じて伝えたい」と話す。

 店舗面積は約8.5坪。席数は、カウンター=9席、テーブル=4席。店内はオープンキッチンになっており、調理の様子も見られる。「工程からワクワクできる仕掛けを意識している。見て楽しい、食べておいしい世界観を体感してもらえれば。お客さまとのコミュニケーションも大切にしたい。人の温かさを感じる神楽坂の地になじみながら、かき氷を自由に楽しく、日本らしく発信していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~23時(日曜は19時まで)。月曜・火曜定休。

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