日本ヒューレット・パッカード(千代田区五番町)のミニノートPC「HP 2133 Mini-Note PC」が、オンラインの直販で発売開始後、即完売の状態が3カ月続いている。
6月26日に自社のオンラインストアで販売を開始した同機種は1日で完売。生産を待ち、販売再開となった7月24日も個人・法人向けとも1日で販売終了となっていた。同社は同PCの後継機を8月中に発売するとアナウンスし、日本語キーボード仕様の後継機種を8月25日に販売開始したが、こちらも即完売の状態に。
同PCは、VIA C7-M CPUと8.9型WXGA液晶ディスプレーを搭載したミニノートパソコンで、直販価格はスタンダードモデルが59,850円、ハイパフォーマンスモデルが79,800円とリーズナブルな設定となっている。
人気が続いている状況について、同社は「世界中で発売しているが、予想を上回るオーダーが入り生産が追いつかず、各国で数量を取り合う状態」と話す。「低価格ながらある程度の機能を備えている点から、初めての人や2台目のサブマシンとしてのニーズ、(営業マンへの支給など)法人需要などが人気を後押ししているのでは」とも。
同PCは今後、9月中・下旬から供給を再開する予定。