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神楽坂に「懐石うとう」 茶室をイメージした店内でおまかせ料理提供

「懐石うとう」店主の内山健さん

「懐石うとう」店主の内山健さん

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 日本料理店「懐石うとう」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6686-7508)が9月9日、神楽坂にオープンした。

「懐石うとう」の料理

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 店主の内山建さんは日本料理に携わり30年以上の経歴を持つ。「料理がしたいという純粋な思いからこの道へ進んだ。修業先で多くのことを学ぶうちに、より深く日本料理を突き詰めたいと考えるようになった」と振り返る。2007(平成19)年には牛込神楽坂に自身の店を構え、約10年の営業の後、店を閉じたが、縁やタイミングもあり再び店を持つことにしたという。店名は、青森出身の内山さんになじみのある名称だという。「現在の青森市はかつて『善知鳥(うとう)村』と呼ばれていたことから、青森県民にとって身近な言葉」とも。

 料理は「おまかせ」(2万2,000円)のみ。「味を重ねるのではなく、食材の良さを生かすという和食の魅力を多くの人へ伝えたい。料理を振り返った時、素材の味そのものを思い出せるように余計な手は加えない」とも。

 「茶室をイメージした」という店内は、アンティークの茶水屋たんすや市松模様のふすまなどを配した。店舗面積は8.5坪で、席数はカウンター5席。「こぢんまりとした店内は、どこかホッとするようなプライベート空間を意識した。窓からは緑も見える。落ち着いた空間で、和食を食べて笑顔になってもらえたら。皆さんの家の別邸のような感覚で、気負わずに息抜きがてら足を運んでもらえれば」と来店を促す。

 営業時間は17時~23時。昼は予約があれば営業する。休みはインスタグラムで知らせる。

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