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神楽坂の一軒家レストラン「燻製いずみや」 完全非接触型で薫製料理提供

「燻製いずみや」外観

「燻製いずみや」外観

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 神楽坂に一軒家レストラン「燻製(くんせい)いずみや」(新宿区若宮町、TEL 03-6457-5370)がオープンして3カ月がたった。席数は26席(8部屋)。

神楽坂の一軒家レストラン「燻製いずみや」薫製料理

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 経営はSPAN(品川区)。「隠れ家と薫製」をコンセプトに「薫製キッチン大手町」をはじめ、「燻製Dining OJIJI」「EBISU 燻製 APARTMENT CAVE」などを手掛ける。同店は、今回初の完全非接触型レストランとして展開。

 プライベート空間を重視し、ウェブ予約で部屋を選び暗証番号を入れて入店する。店員と会うことは無く、店員からのサービスも無い。「大切な方との時間を、そっと見守る陰ながらの存在で良い。いかに敷居を低くし、我が家のようにホッと和んでいただけるか、接客無しでいかにお客さまに温かい気持ちになってもらえるか」を考えているという。

 薫製にこだわる同店。店主の小林道夫さんは「薫製は元々保存食として始まった調理方法だった。当店は一つのスパイスとして捉えている。これまで長年突き詰めてきたスモークの香りと濃縮された食材のうま味によく合う酒も用意している。燻(いぶ)しの魅力を五感で楽しんでいただきたい。料理は冷薫(れいくん)と熱薫(ねつくん)を使い分けて調理し、料理によってはしっかり香った方が良いものは熱薫、前菜は上品に少し香る程度で良いなというものは冷薫で使い分けたりしている」と話す。「9月半ばくらいにTikTokで拡散され俗にいうバズりがあり、元々知らない世代や他の地域の方にもお越しいただけている。来年には予約が落ち着いていると思うので、ぜひ地域の方々にも使っていただければ。『隅々まで良い店だなぁ』という店を突き詰めていきたい」と意気込みを見せる。

 メニューは、「燻製いづみやコース」(6,600円)。ドリンクは飲み切りで用意。

 営業時間は18時~23時。ウェブでの事前決済制。人数制限は、2~4人。飲食物の持ち込み可能。

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