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食料品店「メゾンデリス三番町」 糸島産を中心に福岡の食材を産地直送で

店主の能登夫妻

店主の能登夫妻

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 靖国神社南門交差点から徒歩5分ほどの路地に2月22日、プチグロサリー「MAISON DELICE sanbancho(メゾンデリス三番町)」(千代田区三番町、TEL 03-3234-3233)がオープンした。目の前は大妻女子大学。

「贅沢明太子弁当」

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 おいしい食材の宝庫として、通称「奇跡の大地」とも呼ばれる福岡県糸島市の食品を取り扱う同店。飲食店や食品商社で勤めた経験をもつ店主の能登さんが、福岡出身の妻と夫婦二人三脚で経営する。

 「二人で訪れた糸島で、食材のあまりのおいしさに驚いた。これを東京で紹介しないでどうするという気持ちで店を出した」と能登夫妻。「糸島市役所や福岡県庁の方々もいらしてくださって、とても応援してくれている。個人で始めたことだが、公認みたいでうれしい。お客さまの8~9割は近隣の方々だが、うわさを聞きつけて遠方から来てくださる福岡出身の方もいる」と笑顔で話す。

 好評なのは産地直送の新鮮野菜、「伊都物語のむヨーグルト」などの乳製品、豆腐類、地鶏の卵など。それらのこだわり食材を使った手作り総菜やスイーツも人気だという。主な商品は、リピート率一番の「博多かしわめしむすび」(180円)、博多の台所「柳橋連合市場」の人気店「原口商店」とコラボしたオリジナル明太子をたっぷり載せた「贅沢(ぜいたく)明太子弁当」(1,000円)、「かしわ天」(10個入り500円)など。

 「大手にはできない、個人店ならでは小回りの利いたサービスを提供していきたい。今後も三番町のように、いいもの、おいしいものに敏感な人たちがいるエリアに店を増やしていけたら」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~18時(土曜は15時まで)。日曜・祝日定休。

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