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地域おこしアプリ「ごちぽん」が好調-無料で日本全国の名産品を送付

「ごちぽん」を通じてご当地の魅力を伝えたいという同社

「ごちぽん」を通じてご当地の魅力を伝えたいという同社

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 ごちぽん(新宿区四谷1)が運営する「まちおこしすごろくゲーム ごちぽん」の登録ユーザー数が60万人を突破した。2014年12月22日のアプリ公開以降、順調な増加を見せている。

アプリの画面

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 「まちおこしすごろくゲーム ごちぽん」は、完全無料のスマートフォンゲームアプリ。数字を選んですごろくを進めるだけで日本各地の情報を知ることができ、毎日行われる抽選に当たるとご当地の名産品や特産品が無料で自宅に届く。

 「ネットとリアルを融合させた地域広告を成功させたい。なかなかうまく行かない分野だが、ゲームと連動させることで実現できるのではと考えた」と同社執行役員の山内拓夫さんと社長室室長の佐藤祐一さん。

 同ゲームにはプレゼント賞品の情報だけでなく、ユーザーや自治体などから収集したご当地情報も掲載。「ご当地情報はユーザーからの投稿が一番多く、写真とともに提供していただいている。ネットで検索しても分からない魅力、実際に行ってみて、住んでみての魅力を教えてほしい」と話す。

 「ゲームを通じて知らなかった地域を好きになってもらい、実際にそこへ行ってもらうことを目指しているメディア。地域連携のイベントにはとても力を入れている」とし、テーマパークや自治体とのイベントを積極的に実施。「ご当地テーマが話題を集め、新聞・テレビなどでも取り上げられた。ご当地アイドルからの応援もある」という。

 「現状、ごちぽんは課金するすべがない。お金を払いたいと言われても難しい。でも物は当たる。謎ですね」と笑う。「できる限りたくさんの人に使ってもらうというのが最優先。まずは大きく広げたいという思いでやっている」と意気込む。

 現在は「丼の聖地」福井県が主催する「福丼県プロジェクト」とコラボした特別イベントを開催中。期間は3月14日まで。

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