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四ツ谷の「出島厨房」跡に、長崎うどん「慶応三年 うどんの隠れ岩松」

長崎県東京産業支援センターに併設されている同店

長崎県東京産業支援センターに併設されている同店

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 四ツ谷駅近くに11月10日、長崎のうどんを提供する「慶応三年 うどんの隠れ岩松」(新宿区四谷1、TEL 03-5366-0536)がオープンした。親会社は長崎に本社を置く「みそ半」。

店内の様子

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 長崎県東京産業支援センターに併設し、12年間営業してきた「出島厨房」をリニューアルした同店。席数は58席。ランチタイムはうどんをメーンとしたセットメニュー、夜は長崎の海の幸を使用したメニューと酒を提供する。

 1867(慶応3)年に、長崎・島原で松永岩松がスタートさせた製粉業。少量生産のため「幻のうどん」と呼ばれたそのうどんの復刻版を取り寄せている同店。伝統技法で作られる手延べ麺は、縮れが特徴で、カツオやイリコ、昆布で取っただしがよく絡むという。ランチタイムには長崎産の卵を無料提供。「釜玉うどん」として楽しむことができる。長崎産のトビウオからとったアゴだしの提供も。

 ランチタイムは、うどんを主に週替わりで旬の食材を使用する2つのセットメニュー(Aセット=850円、Bセット=900円)のほか、「きつねうどん」(800円)、「野菜天うどん」(980円)、「島原走りたこ天うどん」(980円)などさまざまなうどんメニューを用意する。

 オープンから1カ月がたち、店長の尾崎真也さんは「リニューアル前よりサラリーマンや近隣住民も増えた」と話す。「こんなうどんは食べたことがないと言ってくれる人もいる」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時30分(土曜は21時30分まで)。日曜・祝日定休。

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