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サザビーリーグ×新潮社、神楽坂に商業施設を今秋開業へ

サザビーリーグと新潮社が手掛ける新たな商業施設「la kagu(ラカグ)」イメージ

サザビーリーグと新潮社が手掛ける新たな商業施設「la kagu(ラカグ)」イメージ

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 サザビーリーグ(渋谷区)が7月2日、新潮社(新宿区矢来町)の所有する東西線神楽坂駅前「北倉庫」施設の開発および運営を受託し、新たな商業施設「la kagu(ラカグ)」を今秋開業すると発表した。

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 118年前から日本の出版文化をけん引してきた新潮社と42年前から日本人へ「半歩先のライフスタイル」を提案し、現在30以上の国内外ブランドを展開するサザビーリーグの両社協力によって行われる同プロジェクト。「REVALUE=古いものを今の目線で磨き直し、その本質にある魅力をよみがえらせる」をコンセプトに、「衣」「食」「住」に「知」を融合した商業施設となる。

 施設名は、神楽坂に住むフランス人が「カグラザカ」と発音しにくいため「ラカグ」と呼ぶことがあるというエピソードから。ロゴデザインはアートディレクター・平林奈緒美さん、施設デザインは神楽坂にゆかりのある建築家・隈研吾さん率いる隈研吾建築都市設計事務所が監修する。

 敷地面積は1283.34平方メートル。延べ床面積は962.45平方メートル。地上2階建て。アパレル・雑貨・家具・カフェ・ブックスペース・レクチャーホールで構成される予定。プロジェクトの目的として、コンセプトである「REVALUE」を軸とした「大人のライフスタイル」の提案、語らいやコミュニティーが生まれる場所の創出、地域密着・地域貢献インフラの創造、従来の出版事業にはない作家や作品との新しい関わり方の提案を掲げる。

 今回のプロジェクトを通じ、「出版」と「ライフスタイル提案」という異なる形で日本の文化を作ってきた両社がそれぞれのコンテンツとプラットホームを利用することにより、新しいコンテンツの開発や人材の育成という相乗効果も期待するという。

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