九段下駅近くのホテルグランドパレス隣りに3月14日、「東京やきとん 九段 てっぺいちゃん」（千代田区飯田橋1、TEL 03-6261-4705）がオープンした。店舗面積は8坪。席数はカウンター席とテーブル席を合わせた26席。

「牛もつ煮丼」と「やきとり丼」

　オーナーの松田雄太朗さんは「『3大やきとん』といえば室蘭、東松山、福岡だが、元々東京にもあった食べ物。すでに確立されているジャンルだが改めて認知してもらい、外国人や観光客に東京らしい食べ物を提供しようと開いた店。東京らしい場所で東京らしい食べ物を提供したいという思いから『東京やきとん』と名付けた」と説明。「てっぺいちゃん」は、神谷町のやきとん店「おみっちゃん」出身の店長・境田鉄兵さんの名前から。近隣のビジネスマンやホテル利用者、観光客をターゲットに、芝浦から直送される新鮮な豚を使った「やきとん」をメーンに提供する。

　主なメニューは、「れば」「たん」「はつ」「かしら」「なんこつ」など150円均一のやきとん、豚バラ軟骨「ぱいか」などの変わり種も用意した90円均一のおでん、「牛もつ煮込み」（420円）、「レバカツ」（400円）などのおつまみ類。ドリンクメニューは、生ビール、瓶ビール（以上520円）、ホッピーセット（460円）、レモンサワー、ウーロンハイ、角ハイボール（以上400円）、日本酒、焼酎（以上450円～）などをそろえる。

　同店の主力商品の1つである弁当は営業時間中いつでも購入可能で、「牛もつ煮丼弁当」（650円）と「やきとり丼弁当」（550円）の2種類を用意。店内では、サラダとそばをセットにしてそれぞれ700円で販売する（15時まで）。

　「まずは近隣の方に召し上がっていただき、リピーターになっていただけるように頑張りたい。外国人が日本を訪れた時に感じるような丁寧さや親切さ、思いやりのある接客も心掛けたい」と松田さん。多店舗展開も視野に入れているといい、「1、2年の間にはもう1店舗出店したい」とも。

　営業時間は11時30分～23時。オープンを記念して3月末まで、弁当と15時までの丼セットを500円、ファーストドリンクを100円でそれぞれ提供する。