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市ケ谷で創業、カレー店「パク森」本店が来月閉店へ-渋谷店は存続

来月20日で閉店することになった「カレー屋 パク森 市ヶ谷本店」

来月20日で閉店することになった「カレー屋 パク森 市ヶ谷本店」

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 市ケ谷駅近くの靖国通り沿いで営業するカレーの人気店「カレー屋 パク森 市ヶ谷本店」(千代田区九段南4、TEL 03-5215-8560)が3月20日、閉店する。

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 同店は、プレーンカレールーとドライカレーが「合いがけ」され、1度に2つの味を楽しめるカレーとして、幅広い層から支持されている人気店。「日本人に合う」ことを目指したというカレー作りは、3日間かけてとった鶏と豚のスープに大量の野菜と果物を加えることで実現した。店名は「パクパク食べてもりもり強くなるように」との思いから「パク森」と命名。1993年、「市ケ谷」で創業した。

 閉店はオーナーの森幸男さんの健康上の理由によるもの。店で使うソースは全て森さんが作っており、「おかげさまで繁盛しているが、全て自分で作らないと気が済まないので、自宅のキッチンで作れる分だけを提供していく」と森さん。今後は渋谷店をのれん分けという形で存続させ、「パク森」の味を提供していくという。

 これまでの感謝の気持ちを込め、3月には同店の看板メニューである「パク森カレー」を特別価格で提供予定。渋谷店は同日に一時閉店し、4月にリニューアルオープン予定、通信販売も2月末でいったん受け付けを終了し、4月以降の販売再開を予定している。

 市ヶ谷本店の営業時間は11時15分~15時、17時~21時30分。

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