四谷三丁目交差点そばに11月15日、1人カラオケ専門店「ワンカラ 四谷三丁目店」(新宿区四谷3、TEL 03-5315-4266)がオープンした。経営は「カラオケ本舗まねきねこ」ブランドを展開するコシダカ(群馬県前橋市)。
2011年11月にオープンした神田駅前店を皮切りに、新宿や池袋、渋谷に出店。同店は7店舗目となる。店舗面積は72坪。宇宙船をイメージした店内に「ピット」と呼ぶ個室31室を設け、うち7室は女性専用。「歌の旅」を楽しんでもらうため、入室時には「行ってらっしゃいませ Have a good flight!」、退室時には「お帰りなさいませ」と声掛けする。
1人でカラオケを楽しみたいという潜在的需要を狙ってオープンした同業態には、ドリンクのセルフサービスやモニター表示による退室時間の案内など、歌に集中するための工夫を施す。全室オートロックで、カード式のオートロックキーを採用した。
「ある女性のお客さまからは『タバコや酒の臭い、人の歌を聞かなくてもいいというカラオケで嫌いだった要素を全て排除してくれた』という声も頂いた」と同社ワンカラ営業部部長代理の矢野斉さん。「これまでのオフィス街、繁華街への出店とは異なり、当店は初めて住宅地に近いエリア。寄り地域に密着した店になれれば」と話す。
24時間営業。全時間帯ドリンクバー付きで、利用料金は、平日=1時間800円、週末=同900円。ヘッドホンは持ち込み可能で、レンタルは300円~。平日限定のモーニング=30分250円(ヘッドホン、ドリンクバー付き)やフリータイムの設定も用意する。完全会員制で、入会金は200円。
同社は今期、都内を中心に20店舗を出店予定。今月28日には8店舗目となる南池袋店のオープンを予定している。