東京メトロ(台東区)、メトロコマース(台東区)、エム・ヴイ・エム商事(神戸市)は3月22日、東京メトロ南北線四ツ谷駅構内にカットリンゴ専用の自動販売機を設置した。
販売するカットリンゴは「青果物のスイーツ」をコンセプトに、青森県産リンゴを食べやすいサイズにカットした商品「アップルスイーツ」。内容量はリンゴ約半個分(約80グラム)で、「皮付き」と「皮なし」の2種類を販売する。設置場所は、南北線から丸ノ内線への乗り換え方面通路の売店横。価格は各190円。
青果物専用商社のエム・ヴイ・エム商事が開発した同自販機は、「日本初のカットリンゴの自動販売機」として2011年1月に丸ノ内線霞ヶ関駅に初めて登場。東京メトロではこれまで霞ヶ関駅に2台、銀座駅に1台を設置し、好評であることから設置を拡大。今回の設置が4台目となり、同30日には5台目を東西線日本橋駅構内に設置した。
東京メトロ広報担当者は「霞ヶ関駅では、平日はビジネスマンが朝食代わりに、週末は日比谷公園を散策に訪れる方がおやつ代わりに、といった幅広いシチュエーションでご利用いただいている」と話し、四ツ谷駅ではビジネスマンだけでなく通学時の学生の利用も見込むという。
同自販機は現在、全国13カ所、都内では都営地下鉄水道橋駅にも設置されている。