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気仙沼の編み物教室が神楽坂で活動展-お茶会や地酒の提供も

気仙沼で1年4カ月にわたって活動してきた編み物教室が神楽坂で活動展を開催

気仙沼で1年4カ月にわたって活動してきた編み物教室が神楽坂で活動展を開催

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 神楽坂のギャラリー「フラスコ」(新宿区神楽坂6)で1月25日~27日、宮城県に本部を置くNPO法人「RQW(RQ被災地女性支援センター)」による活動展「今日は編み物の日」が開催される。

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 同NPOは2011年9月より、気仙沼のNPO法人「生活支援プロジェクトK」と共同で編み物教室を開催。気仙沼の階上(はしかみ)地区に暮らす女性たちが水曜日に集まり、さまざまな作品を制作してきた。

 今回の企画では、これまでに制作した作品の展示や教室の様子を写真と映像で紹介。初心者も参加できる「小さな編み物教室」(有料、事前予約制)の開催や、気仙沼の特産品・被災者が制作した手作り品などの販売、カニのだしが利いた地元の汁物「カニばっと」の提供のほか、夕方からは宮城の地酒やカキやサンマを使った「気仙沼タパス」も用意する。

 26日・27日には、気仙沼の編み物教室で活動する女性7人も来場。近所の人が集まり漬物やお菓子でお茶を飲みながら話をする東北の風習「お茶っこ」で来場者との交流を図る(26日=13時~18時、27日=11時~13時)。

 震災から間もなく2年。「編み物教室の記録と作品、元気なお母さんたちとのおしゃべりで、ぜひ気仙沼の今を感じていただきたい」とRQWの塩本美紀さん。「編み物には縁遠いという方にも楽しんでいただけるイベントになっているので気軽にお立ち寄りいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時30分。詳細はホームページで確認できる。

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