「金環日食」まであと6日-皇居周辺では鑑賞ランニング企画も

金環日食の5月21日、皇居周辺では日食鑑賞とランニングを組み合わせた企画が行われる

金環日食の5月21日、皇居周辺では日食鑑賞とランニングを組み合わせた企画が行われる

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 東京をはじめ鹿児島や高知、京都、静岡など日本各地で金環日食を見ることができる5月21日、皇居周辺では日食鑑賞とランニングを組み合わせた企画が行われる。

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 この日は、太陽と月と地球が一直線に並ぶことで太陽が細いリング状に輝く「金環日食」または三日月のように一部分が深く欠ける「部分日食」が日本国内で観測できる。これはとてもまれな天文現象で、日本で見られるのは1987年の沖縄以来25年ぶり、本州で見られるのは129年ぶり、東京で見られるのは173年ぶりとなる。

 ランナーズ施設「HANZOMON RUNNER’S SATELLITE JOGLIS(ジョグリス) powered by TOKYO FM & ASICS(通称=半蔵門ランナーズサテライト「JOGLIS」)(千代田区麹町1)では、ランニングイベント「金環日食 鑑賞RUN」を開催。ランニングの途中で日食グラスを使って日食を鑑賞し、1周5キロの皇居を走る。

 開催時間は7時~8時半ごろ。定員は先着50人。申し込みは当日、集合場所のJOGLISで受け付ける。参加費は、JOGLIS会員=1,800円(日食グラス代含む)、一般=2,300円(日食グラス代、施設利用料含む)。雨天中止。

 普段から皇居ランを楽しむ宿泊客が多いというホテルモントレ半蔵門(一番町)でも、皇居ランと金環日食を組み合わせた宿泊プランを用意。エナジーサプライゼリーとミネラルウオーター、皇居1周用ランニングマップ、ランニング用タオルなどを付けた皇居ランナー向けの宿泊プランに、日食グラスを付けた限定プランを販売している。

 千代田区での最大食は7時30分ごろで、金環食継続時間は約5分4秒。リングの均等度合いは95.3%前後で、ほぼ真円のリングを見ることができるという。

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