恋愛成就祈願の神社として若い女性を中心に人気を集める飯田橋・東京大神宮(千代田区富士見2)で2月17日、縁日を身近に感じるための企画「十七日の集い」が開催される。
東京大神宮は、創建日にゆかりのある毎月17日を「縁日」とし、国家の隆昌と国民の幸福を祈願する「月次祭(つきなみさい)」を行っている。4月は創建日を記念して行われる一年で最も重要な祭事である「例祭」、10月は伊勢神宮で行われる「神嘗祭(かんなめさい)」にちなんだ「秋季大祭」、2月はその年の五穀豊穣を願う「祈年祭」を、縁日である17日に行っている。
「『縁結びの神社』として多くの参拝者でにぎわう東京大神宮の縁日を、もっと身近に感じ、親しんでほしい」という思いから始まった今回の企画では、毎月17日の夜に参道に明かりをともすキャンドルナイト「Tomoshibi」と、境内に鎮座する芸能にゆかりの深い「飯富稲荷神社」にあやかった落語会「十七日寄席」を開く。
「毎月、縁日の日に月次祭を行っているがあまり知られていない。年配の方はもちろん、若い方でも足を運ぶきっかけになれば」と同実行委員会の関花子さん。「昨年のクリスマスイブにキャンドルナイトのテスト点灯を行った。境内が幻想的な雰囲気になり、居合わせた若い女性参拝者からも好評だった」と話す。
「十七日寄席」の開催は19時~(18時30分開場)。木戸銭は、事前予約=2,000円、当日=2,300円。キャンドルナイトの開催時間は17時~21時(4~10月は18時から、悪天候の場合中止)。